ラベンダーイースト便り

ラベンダーイースト便りとは、ファンクラブ会報誌に掲載している特集です。バックナンバーをこちらでご覧になれます。

2013年冬号 Letter from Lavender Rast ラベンダーイースト便り「ラベンダー畑の管理」

刈り取ったラベンダーを
蒸留釜に詰め込む

広大なラベンダーイーストの畑

ラベンダーイーストはエッセンシャルオイルを抽出するなど生産用のラベンダー畑のため、14haの広大な土地に約9万株ものラベンダーが植えられています。ラベンダー畑はトラクターで収穫作業ができるように株と株の間隔が広くとられています。そのためファーム富田に植えられているラベンダーとは管理方法が違います。大きく違うのは収穫作業と中耕作業の二つです。

一つ目は収穫作業です。ファーム富田では株と株の間隔が約80cmでトラクターが畑に入ることができないため、ラベンダーの収穫は鎌を使った手作業で一株一株刈り取ります。対するラベンダーイーストでは株の列が長いところでは300m弱、株の列の間は約2mと広くとられ、トラクターによる作業が効率的に行えるよう整備されています。

トラクターによる収穫作業

300m弱にも及ぶ株の列

二つ目は中耕作業です。土の表面を耕すことで雑草を除去し、固くなった土を柔らかくして通気性を高め、作物の生育を促す効果があります。ラベンダーにとっても重要な作業のひとつです。ファーム富田のラベンダー畑ではカルチベーターという小型の耕運機で株の間を中耕しますが、このカルチベーターでは40cmほどの幅しか耕すことができないため、株の列の間隔が約2mあるラベンダーイーストの畑では作業に時間がかかりすぎてしまいます。そこで1m幅のロータリーを取り付けた小型のトラクターで中耕を行います。この機械を使うことで効率良く中耕ができるのですが、広大なラベンダーイースト全体を中耕するのには1週間ほどかかります。

中耕作業

ロータリーを取り付けた小型トラクター

機械を使うことで作業効率は格段に良くなりますが、株の根元までは耕すことができないため手作業で除草をすることが不可欠です。ファーム富田のラベンダー畑はもちろん、ラベンダーイーストの畑も一株一株手作業で除草を行っています。雪が解けた春先から炎天下の夏、風の冷たい晩秋まで毎日除草作業を行っている女性スタッフには本当に頭の下がる思いです。この作業ひとつひとつが美しいラベンダー畑の風景を作り出しています。

女性スタッフによる除草作業

株の根元は手作業